積水ハウスの鉄骨住宅「イズロイエ」に住み始めて10年。 家を建てるとき、多くの人が悩むのが空気環境仕様の「エアキス」ですよね。
「空気をきれいにするのは良さそうだけど、仕組みが謎…」 「標準装備って言われたけど、本当に必要?」
そんな疑問に応えるべく、実際に10年暮らして見えてきたリアルなメリット・デメリットをまとめました。
エアキスって結局なに?仕組みを簡単に解説
エアキスを一言でいうと、「化学物質を極限まで減らし、きれいな空気を維持する仕組み」のことです。
具体的には、以下の3つの組み合わせで成り立っています。
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建材の厳選: 壁紙や接着剤から出る有害物質(ホルムアルデヒドなど)を抑える
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換気システム: 汚れた空気を出し、きれいな外気を取り入れる(エアキス換気扇がプラスされる)
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吸着・調湿: エコカラットや塗り壁で空気をさらに磨く
わが家の場合、イズロイエではほぼ標準仕様。 「あえて外す理由もないかな」と採用しましたが、実は10万円ほどの減額も可能だったようです。
【全4種類】積水ハウスの換気システム比較
エアキスのグレードは、選ぶ換気システムによって変わります。
わが家のアメニティー換気システム体験談
第1種換気なので、機械で強制的に吸排気を行います。 熱交換のおかげで冬も冷気が抑えられますが、電気代は月1,000円程度かかっている? さらに「標準」運転だと音が気になるため、普段は「弱」で使っています。
住んでわかったエアキスの「意外な盲点」
カタログでは語られない、10年住んだからこそ言えるデメリットをお伝えします。
1. 壁に「給気口」が増えすぎる
エアキスにすると、各部屋の壁にフィルター付きの「吸気扇」が付きます。 リビングだと2箇所つくこともあり、わが家は家中あわせて合計14箇所の給気口が…! ダインコンクリートの外壁に箱がたくさん並ぶので、見た目を気にする方は要注意です。
2. 冬はやっぱり「足元が寒い」
いくら熱交換システムがあっても、壁の吸気扇からは外気が入ります。 真冬、ベッドの頭元にある吸気扇を回すと、冷たい冷気が直撃して喉がカラカラに。 結局、冬の間はスイッチを切ってシャッターを閉じています。これ、エアキスの意味あるかな?(笑)
3. フィルター掃除と交換が面倒なのとコストがかかる
壁のフィルターは、2ヶ月に1回の掃除と1年ごとの交換が推奨されています。 開けてみると虫の死骸や排気ガスの黒ずみでびっしり。 高い場所にあるので、数が多いと重労働です。またフィルター代が規定通りの交換で年間数千円かかります。
エアキスフィルターを安く買う裏ワザ
積水ハウスの公式(カスタマーズセンター)で買うと、フィルター代は結構お高めです。 わが家では、Amazonや楽天などのネット通販でまとめ買いをしています。
チェック! 型番さえ合えば通販で安く手に入ります。定価の半額以下で買えるので、賢く節約しましょう。【2026年最新】積水ハウス エアキスフィルターを安く買う方法|型番・純正品・互換品まとめ
エアキスを採用して「本当に良かったこと」
デメリットも書きましたが、もちろん感動したポイントもあります。
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新築特有の匂いがゼロ: 引き渡し直後から、あのツンとする化学臭が全くしませんでした。
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数値で見る安心感: 厚生労働省の基準の1/10以下という測定結果を見て、健康に安心だと確信。
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塗り壁の質感: エアキス仕様で選べる塗り壁やエコカラットは、高級感があって最高のお気に入りです。
まとめ:エアキスはこんな人におすすめ!
10年経った今、エアキスを振り返ると「完璧ではないけれど、安心を買う選択」だったと感じます。ただ別になくても大した問題はなかった気もします。
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アレルギー体質や小さなお子様がいる
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新築の匂いが苦手
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エコカラットなどのデザインや塗り壁など健康素材にこだわりたい
これらに当てはまるなら、採用しても良いかもしれません。 ただし、「掃除の手間」と「設置場所(ベッドの真上などは避ける!)」だけは、設計段階でしっかり打ち合わせすることをおすすめします。
次に読みたい記事:エアキスフィルターの汚れや天井給気口周りの汚れ等

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