先日、PayPayカードで不正利用されてしまいました。クレジットカードの不正利用って、どこか他人事というか「自分は関係ないだろう」と思っていたのですが、いざ自分のカードが狙われると本当に焦ります。今回は実際にPayPayカードで不正利用に遭ったときのこと、その後の流れや対応について書いてみます。ちょっとでも参考になればうれしいです。
怪しい決済に気づいたとき
PayPayアプリの通知を確認していたら、「あれ?こんな支払いした記憶ないな…」という身に覚えのない少額の決済が2日続けて見つかりました。100円とか300円とか、額は小さいんですが、海外のサブスクも使っているので、「NetflixとかAmazon関係かな?」としばらく迷っていました。明細に「Mastercard海外加盟店」としか書かれていなくて、店名までわからない状態でした。
PayPayカードからの電話連絡
そんなとき、「0120-581-812」という番号から電話がかかってきました。いつもはフリーダイヤルからの電話にはでませんが、今回はこちらから電話しようと調べていた時に着信があったので出ました。PayPayカードの公式番号でした。どうやら、少額の決済が連続したあと、さらに高額の決済も試されていたようです。PayPayカードの不正検知機能で自動的にカードが止まり、大きな被害は防げていました。高額な決済は利用明細にも通知は来ておらず、ブロックしてくれていたみたいです。電話には必ず出て状況を伝えることが大事だと強く思いました。なおこの番号は直通のため、もし出られなくても、折り返せばつながるそうです。
FACEBKからのカード請求について
今回不正利用されたのはアイルランドのMastercard加盟店で、電話でオペレーターさんから「Facebookです」と教えてもらいました。(後で明細にFACEBKと書かれていました。)海外の不正利用は、最初に少額でテストして、本当に使えるか確認してから高額を狙う手口が多いそうです。PayPayカードの検知能力の高さを実感しました。すごく丁寧に対応してもらえて本当に助かりました。
PayPayカードとのやり取り
電話で状況を説明すると、すぐに利用停止されていましたので再発行の手続きをお願いしました。新しいカード番号が決まるまで2~3日ほどかかるとのこと。NetflixやAmazon、携帯料金、公共料金など、登録してあるサービスのカード情報を全部書き換えるのが正直面倒です。でも、被害を防ぐためには仕方ありませんね。不正利用分については、カード会社から異議申し立て書類を送ってもらい、それに記入して返送すれば調査・返金される流れになると説明を受けたのですが実際には書類は来ませんでした。今回は不正が発覚したタイミングで止めてもらえたので、決済額は少額だったためかチャージバックで対応してもらえたようです。自分側に被害はないので警察への届出はしていません。
明細チェックと注意点
PayPayアプリの速報通知機能のおかげで、怪しい決済に早く気づけました。やはり明細はこまめにチェックして、何か変だと思ったらすぐにカード会社へ連絡するのが大事です。カード停止後は番号が変わるので、サブスクや携帯料金など自動支払いのサービスは忘れずに変更が必要です。新しい番号が届いたら、その日のうちに全部更新作業をするのがおすすめです。
どこからカード番号が漏れたか
信頼できるサイト以外にはカード情報を登録しないように気をつけていたつもりですが、かなり前に登録したサイトの中には今はもう閉鎖しているものもあります。そこいったところからカード番号が流出した可能性もあるのかなと感じました。PayPayカードの不正利用被害は、カード会社の迅速な対応のおかげで大ごとにならずに済みました。特に、公式から自動でかかってくるフリーダイヤルへの対応はとても重要です。不正利用は誰にでも起こり得るので、明細のチェックと、少しでも怪しいと感じたらすぐ連絡することが何より大切だと実感しました。この記事が、同じようなトラブルの予防や対策の参考になればうれしいです。

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