ヤスデという気持ち悪い虫が家の中にまで侵入するようになってしまいました。
ちょうど梅雨時期初期にヤスデをちょこちょこ見かけるようになったのですが、今年はその数が異常で大量発生というレベルです。
この記事はヤスデなどに最強とも言われる業務用の殺虫剤サイベーレをためしてみたので、その使用感や効果をレビューする記事となります。
ヤスデはなぜ発生するのか
ヤスデは落ち葉や腐葉土、湿った土壌を好む虫で、梅雨の時期に活発になります。特に植物を多く植えている庭や、花壇の腐葉土まわりは格好の生息場所になります。うちも庭に植木や花壇があるので、そのあたりが発生源になっているようです。
似た見た目の虫にダンゴムシやワラジムシがいますが、ヤスデはそれらよりも足が多く細長い体が特徴で、動き方もより素早くて不気味です。ダンゴムシやワラジムシは丸まる習性がありますが、ヤスデは丸まらず刺激を受けると臭い液体を出すのが違いです。
主な侵入経路と対策
我が家の主な侵入経路は勝手口と玄関の隙間のようです。パッキンが多少劣化していたので、そこはマスキングテープを貼って防ぐこととしました。
家の中に侵入してきた9割ほどのヤスデは勝手口や玄関のタイル付近で発見していますが、中には浴室や脱衣所、廊下、リビングやキッチンの天井などでも見つかることがありました。
テラスや勝手口付近、駐車場には明け方に大量のヤスデが徘徊しています。雨が降った翌朝などはテラスに50匹ほど出てしまいました。
ここ1ヶ月で家の中に侵入してきたヤスデの数は100匹以上。何度か踏んでしまい、その気色悪い感覚がなんとも言えませんでした。
毒餌タイプの殺虫剤では効果が物足りなかった
最初、10匹ほど家の中に侵入してしまったところでホームセンターに出かけ、毒餌タイプの殺虫剤である「お庭の虫キラー」を購入しました。しかし食いつきがいまいちで、ほとんどのヤスデは素通りしてしまい、期待していたほどの効果が得られませんでした。
翌朝、テラスで何匹か死んでいましたが、生きているヤスデの数が圧倒的に多かったです。
スミチオン液剤などはヤスデには全く効かず
ダメ元で家にあった庭木や野菜などに使うスミチオンも出そうな場所に噴霧しましたが、全く効いている様子はありませんでした。スミチオンは毛虫には抜群の効果を発揮しますが、ヤスデには適応外です。なお植物の害虫対策にはスミチオンのほうが適しており、サイベーレはあくまで不快害虫専用と考えておくのがよさそうです。
業務用殺虫剤サイベーレを購入、その効果は?
毎日毎日ヤスデとの格闘が続いて面倒になり、ネットで色々調べてみた結果、業務用殺虫剤のサイベーレという商品がヤスデやムカデ、カメムシ、アリなどにすごく効くとのことで購入してみました。
約7,000円と購入を少し躊躇してしまう金額ではありますが、ヤスデ駆除で業者を頼むと数万円は間違いなくかかります。このサイベーレを購入して自分で処理をすれば、まるまる駆除費用を浮かすことができます。業者も実際に使っている殺虫剤ですが、素人でも問題なく扱えます。しかも一度買えば数年は使えることも。我が家では3年くらい持ちました。
コメリやジョイフル本田などのホームセンターでの取り扱いはあまりないようで、ネットで買う方が多いようです。カインズのオンラインストアでは7,150円で販売されているのを確認しました。
楽天
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Amazon
住商アグロインターナショナル 業務用 不快害虫用殺虫剤 サイベーレ0.5SC 900ml
サイベーレのヤスデへの効果はすごい
さすが業者も使っているというサイベーレ。ネットでの評判を信じて購入して本当によかったです。
サイベーレは20倍に薄めて噴霧器で撒くタイプで、何度か使用できることを考えるとコスパも悪くないです。
家の基礎の立ち上がり部分、外壁、テラス、勝手口周辺、駐車場などヤスデがよく出没する場所を中心に噴霧したところ、翌朝おびただしい数の死骸が転がっていました。その後も継続して死骸が毎朝見られており、圧倒的な効果の高さを実感しています。
サイベーレの優れている点は以下の通りです。
- 約1ヶ月の殺虫持続効果:噴霧した箇所をヤスデが通過するだけで効果が出る
- 雨に強い:オイル成分が含まれているため、ゲリラ豪雨後も効果が持続
- 見た目・臭いへの影響が少ない:粉タイプではなく、ほぼ無臭
サイベーレはどこに噴霧すればいいのか
サイベーレは「ヤスデが出る場所に撒く」だけではなく、「ヤスデが家に近づく前に仕留める」という発想で散布場所を考えるのがポイントです。我が家での実際の散布場所と、あわせておすすめの場所をまとめてみました。
基礎の立ち上がり部分はまず外せません。ヤスデは地面から這い上がって基礎を伝い家の中へ侵入してくるため、ここへの噴霧が最も重要です。基礎の下部から地面にかけて、帯状にしっかり噴霧しておくと侵入阻止の効果が高まります。
玄関・テラスのタイルやコンクリート面も要注意スポットです。雨上がりの朝などは特に大量のヤスデが集まってくるため、広めに噴霧しておくと翌朝の死骸の数で効果を実感できます。
駐車場のコンクリート部分も我が家では大量発生するポイントでした。コンクリートの隙間や端の部分を中心に噴霧しておくと効果的です。
勝手口まわりは侵入経路になりやすい場所なので、ドアの周囲の地面や外壁、排水溝まわりにも忘れず噴霧しておくのがおすすめです。
庭の境界部分、つまり隣地との境界ブロックや塀の内側・外側も重要な散布ポイントです。ヤスデは隣の敷地や雑草地から侵入してくることが多いため、境界線に沿って噴霧することで外からの侵入をある程度ブロックできます。
上記に加えて、雨水桝や排水溝のまわりもヤスデが好む湿った環境なのでおすすめの散布場所です。また、エアコンの室外機まわりや給湯器の足元など、あまり目が届かない場所も意外とヤスデが潜んでいるので、ついでに噴霧しておくと安心です。庭に植物のプランターや鉢植えを置いている場合は、その周辺の地面にも散布しておくとよいでしょう。腐葉土や湿った土がヤスデの発生源になっていることが多いためです。
ヤスデと間違えやすい害虫、サイベーレは効くの?
ヤスデ対策を調べていると、似たような虫への効果も気になってきます。
ヤスデと他の虫ではダンゴムシやワラジムシにもサイベーレは効果があります。特にダンゴムシは散布翌日には大量に転がっています。
ムカデはヤスデと見た目が似ていて、同じくサイベーレの適応害虫として明記されています。ムカデはヤスデと違って毒を持ち噛んでくるため危険度が高いですが、サイベーレ噴霧後は実際にムカデの死骸も見かけるようになったので、効果は確かだと思います。
カメムシもサイベーレの適応害虫に含まれており、外壁や窓まわりへの噴霧で侵入抑制が期待できます。
アリについては、サイベーレで死骸は見かけるものの、巣ごと根絶するには別途アリ専用の毒餌剤との併用が現実的です。
ゴキブリやネズミについては、サイベーレは屋外の地面や外壁への噴霧を想定した殺虫剤なので、これらの駆除には向いていません。それぞれ専用の対策が必要です。
シロアリについては、製品ラベル上は適応害虫に含まれていませんが、実際にはシロアリ駆除業者が薬剤として使用しているケースがあるようです。ただし床下処理などは専門的な知識と機材が必要なため、シロアリに関しては業者に依頼するのが現実的です。
サイベーレの注意点
即効性がない
サイベーレは接触した瞬間に駆除されるわけではなく、数十分〜数時間のタイムラグがあります。そのため、噴霧した場所を通過した元気なヤスデが家の中に侵入してしまうケースがあります。
即効性を求める場合は、アースジェットやキンチョールなどの家庭用殺虫剤を併用するのがおすすめです。
ヤスデは潰さないこと
ヤスデを踏み潰したり強い刺激を与えると、ツーンとするアンモニア臭のような臭い液体を分泌します。これはカメムシの臭いと同様に非常に不快で、床や靴に付くと取れにくいです。見つけたらなるべく潰さずに処理するようにしましょう。
ペット・植物への注意
犬などのペットがいる場合、噴霧後はしばらく該当箇所に近づけないよう注意してください。また、庭の植物に直接大量にかからないよう、基礎や外壁、地面など植物の根元や葉に直接触れない場所を狙って散布するのがポイントです。
ヤスデの大量発生に悩まれている方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。ムカデやカメムシといった他の不快害虫対策にも応用できるサイベーレ、我が家では今のところ最強の一手となっています。


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