我が家ではエネファームを導入しています。
エネファームには発電機能がついていますから電気代が月5,000円くらいは安くなってると思いますが、冬場はガス代の高さには改めて驚きますね。
2021年の11月に床暖房なしで月1万円超えて驚いていたのですが、ガス代高騰だけではなく、電気代高騰、物価高騰、増税と次々に出費が増えていきます。
これで床暖房をガンガン入れるようになると月2万円を超えてきたりします。
都市ガスの単価も2021年から、かなり値上がりしていて光熱費全体にしめるガス代の比率がめちゃくちゃ高くなってきています。ここまで来るとエネファームの発電機能自体を停止しちゃったほうが全体の光熱費が下がるケースもかなりあるんじゃないかという感覚になってきてしまうレベルです。
お湯の使用量は我が家はそれほど多くなく、お風呂での使用がメインです。
2023年に入りましたが、ガス代の単価が過去最高額となりました。
我が家の契約プランでは1㎥あたり208円程度です。
来月2月からは国の補助が入りますので約177円と約30円さがる予定です。これでも数年前に比べたら圧倒的に高いのですが、ひとまずはピークを迎えたというところでしょうか。
↓エネファームは結局、導入して失敗したと感じています。よろしかったらお読みください。
積水ハウス エネファームの評判は?価格は?実際に導入してみて感じたメリット・デメリット
わが家のガス、電気の使い分け
エネファームが冬場に高額となる理由
エネファームは発電しながらその余った熱で貯湯タンク内のお水を温めていく仕組みです。
温まりきったらエネファームは運転を停止し発電とお湯作りをやめます。(我が家の機種の場合)
夏場は1日10時間程度しか動いていなかったエネファームが冬場は24時間動きっぱなしなことがほとんどとなります。
するとガスの使用量もエネファームが動いている時間に比例して増えていくわけです。
冬場にガス使用量が大幅に増える理由は以下のような理由が考えられます。
・床暖房の使用機会の増加
・追い焚き、たし湯回数の増加
・お湯使用量の増加
上記が主な冬場にエネファームのガス代が高額となる理由です。
その他、盲点として電気使用量が増えるとガス使用量も増えます。エネファームが使用電力量に応じて自動で発電量を増やしたり減らしたりしているからです。
エネファームのガス代を安くするには?
このうち、エネファームの発電停止に関しては電気代があがるというデメリットがあります。(特に冬場の貢献が大きい)
せっかくエネファームを入れたのにその機能を手放しちゃってるわけですから、もったいないですね。ガス代は劇的に下がりますが電気代が上がります。
太陽光発電を付けている場合は売電収入も減りますので全体の光熱費は若干ではありますが高くなります。
お湯の使用量を減らすのはなかなか難しいかもしれませんね。
我が家ではお風呂と冬場の洗面、食器、コップ等のちょっとした洗い物などにしか使っていません。
また家族が多い場合は小さい子供とかなら、なるべく一緒に入ったり、時間を開けずに入浴することで追い焚き回数を減らせますね。
一番良いエネファームのガス代節約法は床暖房の使用制限
エネファームを止めちゃうとかお湯の量を減らすのはなかなか現実的ではない場合、最も効率が良いのはやっぱりガス代が高い床暖房の使用を控えるということにつきます。
床暖房はエネファームの発電で作ったお湯を使っていない
年式やメーカーによっては違いますが、普及しているエネファームの多くが床暖房のお湯はバックアップ熱源機で瞬間的に作ったお湯を利用しているのです。つまり発電にはなんら貢献していません。(以前は排熱を利用するものもあった)
この事実を知ったのは我が家ではエネファームを設置した後のことでした。
床暖房はお湯を使うイメージがあるのでエネファームと相性が良いイメージがありますが、効率面で考えるといまいちな気がしますね。
床暖房の代わりはエアコンが高効率
光熱費を減らすという観点から言えば、床暖房の代わりに何を使うかというとやっぱりエアコンが最も効率が良い最強の暖房設備なんだそうです。
我が家でも新築当初よりはエアコンの使用比率が上がって床暖房は1月2月の寒い日に利用するくらいとなってきました。
食洗機を利用するとガス代・水道代の節約になる
我が家では食洗機を毎日使用しています。電気代は多少かかりますが、お湯の量が手洗いする場合と比較して大幅に少なくなりますし何より時短できますので結構使えるのです。
食洗機の電気代は1回あたり20円~30円分程度です。
お湯の使用量が減るためガス代、水道代が削減できるためトータルでは食洗機を使用したほうが若干コスト的には安くなるケースが多いようです。
以上、参考にして頂けたら幸いです。
我が家の最近のエネファーム使用ガス料金
参考までに我が家のエネファームのガス代についてです。
2022年2月検針分
床暖房をほとんど使用していないのに2022年の1月分は15,000円に到達してしまいました!
昨年とほぼ同じ使用料なのに急にガス代があがった要因としてガス単価が昨年の同月120円から150円にあがってしまっていたことが原因でした。
これでも床暖房契約で単価は一般の契約と比較して安くはなっているようです。
来月は単価は更にあがってしまうらしいです。どこまで上がるのか?
これ今の家に住み始めてから最高額です。
ガス代だけじゃなくてガソリン代や電気代も上がっていますからしょうがないですね。
2022年12月請求分のガス料金
2022年12月検針分のガス代が床暖なしで15,000円を超えました。2022年の11月分と同じですが、1月と12月ではまるでガス使用量が違いますので、1月のガス代の請求額が結構すごいことになりそうです。
2023年1月請求分のガス料金
テレビでも光熱費が上がりまくってると盛んに取り上げられていますが、我が家の場合はエネファームと太陽光のダブル発電ですので、真冬の今の時期でも電気代はたいして増えず、めちゃくちゃ安いです。
ただしガス代は更に上がってしまいましたね。高すぎます。
ガス単価は2年前の単価120円/1㎥から208円/1㎥と2倍近くにまでなりました。
1月請求分で約19,000円となっています。これは床暖房を一切使用していません。
床暖房を使用せずにこの金額は過去最高額となっております。
ガス代削減のために記事にある通り、床暖房の使用せずにエアコンのみ、そして食器洗いは食洗機の活用を実践しています。
結構節約しているつもりでこの金額なので、普通に床暖房使ったり、お湯を気にせず使っていたらガス代だけで3万円超えは確実となりそうです。