我が家が経験した積水ハウス施工不良一覧

積水ハウスで建てて満足しています。5年経過した今でも総合的に見て今でも選んでよかったと感じています。

しかし、積水ハウスで新築した当時のことを思い返すと、引き渡されてからの施工不良箇所や納得できなかった点やもっと改善したほうが良いと思った点、細かいトラブルのようなものは意外と多くあったように感じます。

その中で今回は引き渡されてから発見した(現場監督も見逃していた)施工不良箇所に絞って列挙していきます。施工不良箇所が多かったか少ないほうだったかは正直判断できません。

他メーカーや工務店等で建設した知人、友人、親戚などの話でも色々あったという声を結構聞きますね。それらの中には本当に信じられないようなものもあるのでそういった致命的なトラブルがなかっただけよかったと前向きに捉えています。また積水ハウスでは、施主の声をきちんと聞いて頂き、できるだけ答えてくれるという体制が整っていますので安心です。

下記は比較的、初期の段階で発生していた不具合等です。

雑すぎる階段工事

結局のところ積水ハウスで建てると言っても実際の施工は下請けの工務店が行います。我が家を担当して下さった下請け工務店は積水ハウスに特化して10年以上も経営しているような工務店だったようです。しかし施工技術がいまいちだったのか知りませんが、階段に明らかな施工不良がありました。納得できるレベルには程遠かったです。例えるならば、築50年で取り壊した以前住んでいた家の階段のほうがマシなレベルでした。我が家が積水ハウスで建てて、最も納得できない出来が階段の出来の悪さでした。

階段の音鳴り

登り降りする度に、かなり音鳴りがしていました。ギシギシ、ミシミシという感じではなくガン!という大音量で鳴る感じでした。家中響くような大音量です。これが毎回、階段を上り下りする度に発生するのですからたまったものじゃありません。

階段に大きな隙間

それと階段の隙間が大きくてそこに木くずやホコリが詰まっている状態でした。素人が見てわかるくらい良くない出来でした。

このあたりの隙間は許容範囲があるとは思うのですが我が家の場合は、ありえないだろという隙間や見るからに適当な箇所が目立ちました。

現場監督がその場で簡易補修

点検の際に来ていただいた現場監督にお話しすると、なんだかごまかそうと小手先の作業をはじめました。

現場監督は階段の隙間に関してはその場で接着剤のようなクリア色のコーキングで隙間を塞ぐ処置をしました。

しかし、この時に行った簡易的な補修は夜、階段のライトに当たるとやけにツヤがあってめちゃくちゃ目立ちます。テカテカです。これは逆にやらないで欲しかったですがしょうがない。

また音鳴りについても現場監督さんが防振ゴムのようなものを音が鳴っている部分の裏側に詰めていって一時は収まったように思えたのですが後日、全く直っていなかったことが判明。音鳴りが再度発生しました。

本格的な補修を積水ハウスカスタマーセンターに依頼

当然ながら根本解決にはならず、数カ月後カスタマーセンターの担当者さんに、「階段の音鳴りが消えないから直して欲しい」と伝え後日、施工を担当した積水ハウス下請け工務店が来てくれました。

今度は簡易補修ではなく本格的な工事道具を持ってきて長時間作業して直して頂きました。

ただ、この施工業者さんが行った工事は結構な量の接着剤を使ったようでしばらくの間、階段が臭くてどうしようもありませんでした。

これで一時は完璧に収まったかに思えました。

5年経過して今でもたまに音鳴りは発生

しかしながら、数年が経過して階段の同じ箇所から音鳴りがごくたまに発生しております。これはさすがに諦めました。さほど大きな音でもないので許容範囲かなとも思います。

本当ならば、最初の段階できちんと完璧に作って欲しかったなと今でも少し残念に思います。

複数の傷

これは施工不良には入らないとは思います。工事中や輸送中などに発生した傷問題です。我が家でも結構な箇所ありました。傷が出来てしまうのは人間が作業することですからしょうがないですよね。でも我が家の場合はチェック漏れがあまりに多すぎました。

網戸のアルミ部分に深い傷

網戸に深いガリ傷がついていたため交換してもらいました。

バルコニー手すりに少し目立つ傷

どうせ外だし、生活していくうちに傷は増えていくから自分はこれくらい許容範囲だと思っていましたが、思いっきり深い傷で家族がどうしても気になるとのことで交換対応してもらいました。

いい加減なフローリングの傷の補修跡

フロアリングの一部に目立つ補修跡がありました。

結局、このフローリングの傷の補修跡についてなんの説明すら受けていませんでした。

積水ハウスを通してお願いしたコーティング業者の方が綺麗に補修して頂きコーティングもしてくれました。

フローリングの反り返り

足が妙に引っかかる場所があってよく見たら反り返っていたので、点検時にカスタマーズセンター担当者さんに言ったら、その場で補修して頂きました。こういうのは監督が引き渡す前に気づいて欲しかったですね。

電動シャッターいきなり壊れる

電動シャッターの何かの部品を間違えて取り付けていたらしく外れてしまうという自体が発生しました。試運転してる時から音がおかしいと素人でもわかるレベルだったし、なんか嫌な予感はしてはいました。

電動シャッターが壊れて積水ハウスの現場監督が自力で作業して直そうとしたができず、専門の人が来て直してくれたようです。

エコカラットが数回落下

我が家ではエアキス仕様にしたためエコカラットが備え付けられました。震度2程度の弱い地震でエコカラット落下後、地震も何もなかったはずの時に1度いきなり落下していて帰宅時に発見。フローリングは小傷が。これに関してはちゃんと落下しないようにお願いします。と念を押しました。落下の度に傷が付くのも嫌なので。初期不良のようなもので最初の1年間で2度落下しましたが、その後は一度も落下していません。

床下点検口の取手の取り付け不良

床下点検口の枠の取り付けが悪く若干、浮いた金具が靴下に引っかかり破れたりしていました。

たまにひっかかる程度だったのでで忘れていましたが、点検時に割と簡単に直して頂きました。

フローリングの床鳴り

施工不良ではないと思いますが、特定の部分に床鳴りが発生することがあります。点検時に床下に潜って調節して頂きました。

気になる方は点検時等に言って見ると良いかと思います。

軒天の傷

我が家の軒天に住み始めてから結構目立つ傷を発見しました。目立たない位置だったら別にほっときますが、外からも家の中からも見える位置だったので、補修してもらうことに。

積和建設の監督みたいな人が来て自ら梯子に登って綺麗に補修してくれました。

まとめ

以上、我が家が経験した積水ハウスにて新築した当初の指摘箇所を列挙してみました。しかしこんなものですんで本当によかったという実感です。

ネット上で欠陥住宅で裁判しているブログなども結構あるので、そういうのを見るたび本当に残念な気分になりますね。

どうしても納得が行かないものや、そこを直さないと安全性に問題があったりする場合は、はっきりと要望を使えるのは良い事だと思います。

わが家は見える範囲の気になった部分は積水ハウスに全て伝えました。

一方、生活していくうえで隠れてしまう部分の些細なズレなども比較的多く発見しましたが、どうせ見えない部分だしと伝えていない部分もあります。

後々、後悔は絶対にしないようにしましょう。

ただし施工も人間が行うことなのでパーフェクトは望めません。

過度な要求等は慎むようにしたいものです。

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