パソコンを便利に使うために、毎月やってくるのがWindowsの更新プログラムですね。
いつもなら「そのまま更新して大丈夫ですよ」とお伝えするのですが、2026年7月の更新については、少しだけ立ち止まって確認していただきたいことがあります。
実は今、一部のDell(デル)製のパソコンで、更新プログラムを入れると動作がおかしくなってしまうというトラブルが報告されています。
「自分のパソコンは大丈夫かな?」と不安になってしまう方も多いですよね。
この記事では、今パソコンの中で何が起きているのか、そして私たちがどう対応すれば安全なのかを、専門的な内容を整理しながら、わかりやすく解説します。
1. 2026年7月の更新で何が起きているの?
今回のトラブルの中心にあるのは、日本時間の2026年7月15日に配信が始まった「KB5101650」という更新プログラムです。
これを一部のDell製パソコンに入れてしまうと、次のような困った症状が出ることがわかっています。
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パソコンが突然シャットダウンしてしまう(電源が落ちる)
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普段より動作がとても重たくなる
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本体が熱くなりやすい
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ノートパソコンのバッテリーがすぐになくなる
このプログラム自体は、622件ものセキュリティの弱点を直してくれるとても大切なものです。
本来ならすぐに入れたいところですが、今回ばかりは安全のために少しだけ様子を見るのがよさそうです。
2. トラブルの原因はシステム同士の「かみ合わせ」
「どうしてDellのパソコンだけで不具合が起きるの?」と疑問に思うかもしれません。
技術的な原因を整理すると、以下の2つのプログラムの相性がよくないことがわかっています。
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今回の更新に含まれる「USB-C Connection Manager」という新システム
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パソコンの熱や電力を管理する「Intel Innovation Platform Framework」という部品のプログラム
人間でいうと、新しく入ってきたスタッフと、昔からいるベテランスタッフの仕事のやり方が合わず、作業がストップしてしまったような状態ですね。
この「Intel(インテル)製」の部品を搭載した特定のDell製パソコンで、問題が起きてしまうというわけです。
3. 対象のパソコンかどうかを見分けるには?
ここで一番大切なのが、「自分のパソコンは不具合が起きる種類なのかどうか」という点です。
Microsoftは、「Intel製のプロセッサ(CPU)を搭載した一部のDell製パソコン」のみが影響を受けると明言しています。
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Intel(インテル)製CPUのパソコン:今回の対象になる可能性があるため、少し慎重に。
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AMD(Ryzenなど)製CPUのパソコン:今回の不具合の対象外ですので、安心してください。
ご自身のパソコンに「Ryzen」というシールが貼ってあれば、まずは心配ありません。「Intel Core」と書かれている場合は、念のため次の安全対策をしておきましょう。
4. すでに「再起動待ち」になっている場合の対処法
「もうダウンロードが終わって、再起動の保留中になっているんだけど…」という方もいらっしゃると思います。
一番悩ましいポイントですよね。でも、焦って「今すぐ再起動」のボタンを押さなくても大丈夫です。
すでにパソコンの中に入ってしまった更新データを、今の段階で消すことはできません。
でも、再起動さえしなければ新しいシステムに切り替わることはないので、不具合が起きるのを防ぐことができます。
こんな時は、Windowsの設定から「更新の一時停止」をしておくのが一番の安全策です。
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スタートボタン(窓のマーク)から「設定」を開きます。
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「Windows Update」のメニューを選びます。
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「更新の一時停止」という項目から、今日から「1週間先」の日付を選んで設定します。
これで、勝手にパソコンが再起動して更新が進むのをストップできます。電源を切る時は「再起動」ではなく、普通の「シャットダウン」を選んでくださいね。
5. これから更新プログラムを入れる人へ
もし、まだ更新プログラムのダウンロードが始まっていない状態であれば、とても安心です。
Microsoftは、この問題を重く見て、影響を受ける可能性のあるパソコンに対しては、問題のプログラム(KB5101650)が勝手に入らないように配信をブロックしています。
ですので、特別な操作をしなくても、危ないプログラムが自動で入ってくる心配はほとんどありません。
それでも不安な方は、先ほどご紹介した「更新の一時停止」を1週間ほど設定しておけば、より心穏やかにパソコンを使うことができますよ。
6. いつ直るの?今後の見通し
「ずっと一時停止したままでいいの?」と心配になるかもしれませんが、そのまま放置するのはおすすめできません。
この問題については、MicrosoftとDellが協力して急ピッチで修理作業を進めており、数日中に修正された新しいプログラムが配布される予定です。
一時停止の期間が終わる頃には、きっと安全な状態に直っているはずです。
それまでは無理をして最新の状態にしようとせず、のんびりと待ってみるのが一番の解決策になります。
まとめ:焦らずに少し様子をみましょう
今回の大切なポイントを3つにまとめておきます。
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7月の更新は、Intel搭載の一部Dellパソコンで不具合が報告されている
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「再起動の保留中」なら、今は再起動せず「一時停止」でシャットダウン
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数日中には修正版が出る予定なので、焦らずに待つのが吉
パソコンは大切な仕事のパートナーです。何か不安なことが起きた時は、すぐに動かずに、少しだけ情報を集めて様子を見る心の余裕を持てるといいですね。
この記事が、Dellのパソコンを使っている皆さんの不安を少しでも軽くできたら嬉しいです。


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