見覚えのない0800-919-0765という番号から電話がかかってきて、思わず検索された方が最近増えています。実際にこの番号は複数の電話番号検索サイトに多くの口コミが投稿されており、その内容を読んでいくとある共通点が見えてきます。今回はこの番号の正体や、着信があった際にどう対応すればいいのかを整理してみたいと思います。
08009190765(0800-919-0765)とはどんな番号なのか
0800から始まる番号はフリーダイヤルの一種で、着信側に通話料がかからない仕組みとして広く使われています。本来は企業のお客様窓口やコールセンター業務で利用される番号形態ですが、最近ではこの仕組みを使って営業電話や勧誘の発信元として使われるケースも目立つようになりました。0800-919-0765についても、複数の電話番号検索サービスで電力関連の営業電話の発信元として登録されており、電気料金にまつわる勧誘電話として多数の報告が寄せられています。
着信時に報告されている話の内容
この番号からの着信について投稿されている口コミを見ていくと、かなり似通った流れになっていることがわかります。多いのは、名乗りもせずに「電気料金が値上げになる」「電気料金の見直しのご案内」といった切り出し方で、いきなり本題に入ってくるパターンです。会社名を聞き返しても早口で聞き取れなかったり、合同会社という名前だけを名乗って詳しい社名をはぐらかすケースも複数報告されています。
さらに目立つのが、個人宅であっても「社長様」「オーナー様」「代表者の方」といった呼びかけで本人への取り次ぎを求めてくる点です。法人と個人をあまり区別せず、ひとつのスクリプトに沿って話しているのではないかという印象を受けます。本人が不在だと伝えると、詳しい説明はせずに後で改めてかけ直すという対応を取るケースも報告されており、こちらの都合に関係なく繰り返し着信が続くという声も少なくありません。
実際の口コミから見える手口のパターン
口コミをいくつか見比べてみると、共通点と同時に細かいバリエーションもあります。例えば、太陽光発電を導入している法人宅にかかってきたケースでは、それでも一律に電気料金が30%上がるという話を続けようとしたという報告がありました。話を聞いてもらえているか疑わしいほど、こちらの状況に関係なく決まった台本を読んでいる印象です。
地域の大手電力会社の名前を引き合いに出すパターンも見られます。北陸電力や関西電力、中部電力といった実在する電力会社の名前を出すことで、それらの会社から正式に来た電話のように思わせようとしている可能性があります。ただ、実際の電気料金の値上げ幅は月によってわずかな変動にとどまることが多く、口コミの中でも具体的な数字を挙げて「30%もの値上げ」という説明とは食い違っているという指摘がされていました。
国の補助金や経済産業省の名前を持ち出すパターンも報告されています。国の支援策が終了することと絡めて、自社の割引サービスへの申し込みを促す流れのようですが、本来公的な制度であれば自分から営業電話で売り込みをかけてくることは考えにくく、この点だけでも違和感を覚えるポイントです。断ろうとすると急に無言になったり、態度が変わって突っかかるような言い方をされたという報告も複数あり、対応の質という意味でも評判は良くないようです。
個人的に気になったポイント
こうした一連の流れを見ていくと、典型的な不安喚起型の営業トークだという印象を受けます。まず値上げという言葉で相手の不安をかき立て、そこに自社のサービスを使えば対応できるという解決策を提示し、最終的には契約や費用負担へ誘導する流れです。電気料金は毎月変動するものなので一般の方には正確な変動幅がわかりにくく、そこを突いてくるあたりがやり方として悪質だと感じます。
家庭の電気というのは生活に直結するものだけに、こうした電話に対してとっさに不安を感じてしまう方が多いのも無理はないと思います。ただ、本当に重要な値上げの連絡であれば、契約している電力会社から正規の書面やマイページなどで案内が来るはずです。聞き慣れない社名からいきなり電話一本で迫られるという時点で、まずは距離を置いて疑ってかかるくらいの心構えを持っておいたほうが安心だと感じます。
なぜ注意が必要なのか
電気の小売事業は自由化されているため、新電力会社が一般家庭向けにプランを提案すること自体は違法ではありません。ただし、電話による勧誘には特定商取引法上のルールがあり、事業者名や勧誘目的をはっきり伝える義務があります。名乗らずに本題だけを話し始めたり、社名をはぐらかしたりする時点で、このルールに反している可能性が高いといえます。
また、電話勧誘販売で契約してしまった場合でも、一定の条件を満たせばクーリングオフ制度を使って契約を解除できることがあります。その場で契約に近い話を進めてしまったとしても、慌てて諦める必要はありません。契約書面を受け取った日から数えて一定期間内であればクーリングオフの対象になる可能性があるので、書類はすぐに処分せず必ず保管しておくことが大切です。
着信があった場合の対処法
このタイプの電話に対しては、基本的には深入りせずに早めに切ってしまうのが一番安全です。会社名や担当者名を執拗に確認したり、こちらの個人情報(名前、世帯状況、契約している電力会社など)を伝えたりする必要はありません。話を引き出そうとすればするほど会話が続けられる相手だと判断されてしまい、再度の着信につながりやすくなります。
強引な勧誘や不安をあおるような発言があった場合は、消費生活センターに相談できる188番という番号があります。電話をかければ最寄りの相談窓口に自動でつながる仕組みになっていて、無料で相談できます。すでに契約してしまった、個人情報を伝えてしまったなど不安が大きい場合は、弁護士に相談することも選択肢のひとつです。最近は無料相談を行っている法律事務所も増えているので、契約トラブルに発展しそうな場合は早めに専門家に確認してもらうほうが安心です。
スマートフォンを使っている方であれば、迷惑電話を自動で判定してくれるセキュリティアプリを導入しておくのも効果的です。着信時点で迷惑電話の可能性が高いと表示されるだけで心理的なハードルがかなり下がりますし、高齢の家族のスマートフォンに入れておくと安心材料になります。固定電話を残している家庭であれば、ナンバーディスプレイ対応の電話機への切り替えや、光回線の見直しと合わせて迷惑電話対策機能付きのサービスへ乗り換えるという方法も検討してみる価値があります。
まとめ
0800-919-0765(08009190765)からの着信は、電気料金の値上げを切り口にした営業・勧誘電話である可能性が高く、複数の口コミでも似たような内容が報告されています。名乗らない、社名をはぐらかす、代表者にしか話さないといった特徴が見られた場合は、その場で詳しい話を聞かずに切ってしまって問題ありません。もし契約や個人情報のやり取りをしてしまって不安がある場合は、188番での消費生活センターへの相談や弁護士への相談、迷惑電話対策アプリの導入なども含めて、落ち着いて対応していただければと思います。

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