今回取り上げる0363756333、市外局番から見ると03-6375-6333という東京の固定電話番号です。出るべきか迷っているうちに切れてしまった、という人も多いのではないでしょうか。結論を先に言ってしまうと、この番号は共同通信社が実施している電話による世論調査の発信元として広く知られています。いわゆる詐欺電話や強引な勧誘とは性質が異なり、突然かかってくる割には身構えるほど危険な相手ではありません。とはいえ、知らない番号には変わりないので、なぜこの番号からかかってくるのか、出た場合にどう対応すればいいのかを順番に整理していきます。
03-6375-6333はどこからの電話なのか
ネット上の口コミを集めてみると、0363756333は共同通信社、もしくは同社が調査業務を委託している会社からの発信だという情報が目立ちます。共同通信社の公式サイトでは月に1回行っていると書かれています。実際に出た人の体験談を見てみると、内閣の支持率を尋ねられたり、支持している政党を選ぶよう求められたりと、いわゆる政治意識に関する世論調査の内容が中心になっているようです。質問の形式は二択や選択式が多く、回答にかかる時間は5分前後という声が複数見られました。自動音声ではなく、オペレーターが直接読み上げて質問してくるケースもあるようなので、丁寧に対応してもらえれば思った以上にスムーズに終わるかもしれません。
なぜ自分の家にかかってきたのか、その仕組み
世論調査というと、ある程度狙いを絞った相手に電話していると思われがちですが、実際はコンピューターを使ってランダムに数字を組み合わせて発信する、いわゆるRDD方式が採用されているケースが多いです。0363756333についても、無作為に選ばれた番号にかけているという案内を受けたという声がありました。つまり特定の個人や家庭を狙い撃ちしているわけではなく、たまたま番号が選ばれただけということになります。突然かかってきたからといって、自分の情報がどこかから漏れているのではと過度に心配する必要はなさそうです。
口コミを見ていると、意見は分かれている
面白いのは、この番号に対する評価が一様ではないという点です。世論調査だと理解した上で素直に回答した人もいれば、報道機関への不信感から協力を拒否したという声もあります。質問の選択肢が実際の感覚と合わず、二択では答えにくいと感じた人もいるようです。共同通信という報道機関そのものに対して、偏った報道をしているのではという厳しい意見が書き込まれていることも見受けられました。世論調査の結果がどう使われるかという点まで気にする人がいるのは、ある意味で自然な反応だと思います。電話一本でも、受け取る側の立場や考え方によって印象がまったく違ってくるというのは、この手の着信ならではの特徴かもしれません。
電話に出た場合、どう対応すればいいのか
世論調査だとわかっていても、忙しいときに5分も時間を取られるのは正直なところ気が引けますよね。断りたい場合は、今は手が離せないので失礼しますと一言伝えれば、それ以上強引に食い下がられることはまずないようです。逆に協力してもよいと思った場合も、氏名や住所、勤務先といった個人を特定できる情報まで聞かれることは基本的にありません。年代や性別程度の質問にとどまるのが一般的なので、必要以上に身構えなくても大丈夫です。もし会話の途中で家族構成や資産状況など、調査の趣旨から外れた質問をされたと感じたら、その場で答えるのをやめてしまっても問題ありません。
本物の世論調査と、悪質な勧誘との見分け方
困るのは、世論調査を装って個人情報を聞き出そうとする悪質な業者が実在することです。本来の世論調査であれば、商品の購入や契約を勧めてくることは一切ありません。会話の途中で投資話や健康食品の案内、保険の見直しといった営利目的の話に切り替わったら、それは世論調査ではなく勧誘電話だと考えたほうが安全です。このような強引な勧誘は特定商取引法の規制対象になる場合もあり、不当な契約を結ばされてしまった場合はクーリングオフの制度を使って解約できることがあります。少しでも不安を感じたら、最寄りの消費生活センターに相談してみると、状況に応じた具体的なアドバイスをもらえます。
着信そのものを減らしたいときの工夫
世論調査自体に害はないとわかっても、それでも知らない番号からの着信が増えるのは気が重いものです。スマートフォンであれば、迷惑電話を自動で判定してくれるセキュリティアプリを入れておくと、着信時に発信元の傾向を表示してくれるので心の準備ができます。固定電話の場合も、ナンバーディスプレイと迷惑電話対策機能がついた電話機に切り替えるだけで、不安に感じる着信をかなり減らすことができます。実際に対策を始めてから、知らない番号への警戒心が和らいだという声もよく見かけます。手間はかかりますが、一度設定してしまえば長く使える対策なので、検討してみる価値はありそうです。
筆者として感じたこと
個人的には、こうした世論調査の電話は社会全体の空気を数字として可視化する役割を持っていると感じています。普段は自分の意見を誰かに聞かれる機会なんてほとんどありませんが、こうして偶然選ばれた電話番号を通じて、自分の一票のような感覚で答えられるのはちょっと新鮮な体験だと思います。ただ、調査結果がどのように報道に反映されるのかが見えにくいぶん、答えた内容がどう扱われるのか釈然としないという気持ちも理解できます。信頼するかどうかは人それぞれですが、少なくとも0363756333からの電話自体は、危険な詐欺電話ではないという点は安心材料にしてもらえればと思います。
まとめ
0363756333、つまり03-6375-6333は共同通信社による電話世論調査の発信元として知られている番号です。ランダムに発信されている性質上、誰にでもかかってくる可能性があり、特別に狙われているわけではありません。出るかどうかは個人の判断で構いませんが、もし出てしまった場合でも、氏名や資産状況など個人情報を深く聞かれることは基本的にないので、過度に身構える必要はないでしょう。一方で、この電話番号ではないですが世論調査を装った悪質な勧誘も存在するため、会話の中で契約や購入を勧められたら、その時点で警戒してください。トラブルに発展しそうなときは、弁護士や消費生活センターに相談するという選択肢も覚えておくと安心です。日頃からセキュリティアプリなどで着信対策をしておけば、こうした見慣れない番号にも落ち着いて対応できるようになるはずです。


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