突然、見慣れない東京の番号から電話がかかってきた経験はありませんか。03-4567-0700(0345670700)という番号から着信があり、相手が「Googleマップです」と名乗ってきたとしたら、多くの方が一瞬身構えてしまうと思います。この記事では、この番号の正体と、実際にどのような用件でかかってくるのか、そして対応方法まで詳しく解説します。
0345670700 はどこからの電話か
結論から言うと、03-4567-0700 はGoogleが実際に使用している公式の電話番号です。Googleマップに登録されている店舗や事業者に対して、営業時間の確認のためにかけてくる電話になります。
電話番号の情報としては以下のとおりです。
- 電話番号:03-4567-0700(0345670700)
- 発信元:Google(Googleアシスタント)
- 地域:東京
- 目的:Googleマップに掲載されている店舗・事業者の営業時間確認
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の公式コミュニティフォーラムにおいても、この番号からの電話についてGoogleスタッフが案内しており、公式のものであることが明記されています。詐欺や悪質な業者の番号ではありませんので、その点はひとまず安心してください。以下のGoogle公式サイト内に記述があります。
(お知らせ)営業時間を尋ねる 03-4567-0700 からの電話につきまして
電話の内容と話し方の特徴
実際にかかってきたという方々の報告をまとめると、電話の内容はほぼ決まったパターンがあります。
電話に出ると、男性の声で「こちらはGoogleマップです。この通話は録音されています。1週間の営業時間を教えていただけますか」といった趣旨の言葉が流れてきます。
この声について、多くの人が「自動音声っぽい」「感情がない話し方」「AIみたいなしゃべり方」と感じており、実際にGoogleのAI技術(Googleアシスタント)を活用した自動音声システムであることが確認されています。
ただ、完全に機械的というわけでもなく、こちらが「もう自分でGoogleに登録しているから大丈夫です」と伝えると「そうでしたか、失礼いたしました」と会話を終わらせる柔軟性もあるようです。そのため、最初は人間と話しているのかAIと話しているのか判断がつきにくく、戸惑う方が多いのも無理のないことだと思います。
なぜ突然電話がかかってくるのか
Googleマップには全国の飲食店、美容院、クリニック、各種サービス業など、膨大な数の店舗情報が登録されています。しかし現実には、Googleマップに掲載されている営業時間が実態と一致していないケースが少なくありません。
コロナ禍以降、営業時間の短縮や休業日の変更を余儀なくされた店舗も多く、マップ上の情報が古いまま放置されているケースもあります。利用者がGoogleマップを信頼して来店したのに「定休日だった」「時間外だった」となれば、Googleとしても信頼性を損ねてしまうわけです。
そうした情報の鮮度を保つため、Googleは一軒一軒に電話をかけて直接確認するという地道な取り組みを続けています。この番号 0345670700 は、まさにその確認作業に使われている番号です。
なお、電話がかかってくる対象はGoogleマップに登録されている事業者・店舗です。個人の一般家庭に営業電話として来ることはほぼ考えられませんが、自宅で開業しているケースや、自宅の電話番号が何らかの形でビジネス情報に紐づいている場合はかかってくることがあります。
詐欺やなりすましではないのか
この番号を調べると、電話番号情報サイトで「迷惑電話」と評価している人もいます。それもそのはずで、突然「Googleマップです」と名乗る電話がかかってきたら、誰だって疑うのが普通の反応です。
個人的にも、最初にこの話を聞いたとき「本当に本物か?」と思いました。世の中には企業名をかたった詐欺電話が山ほどあります。大手企業の名前を使えば警戒が解けやすいことを知っている詐欺師は多く、Amazonやヤマト運輸、銀行をかたった電話詐欺は今も後を絶ちません。だから「Googleマップです」と言われても、はいそうですかと即座に信用するのは難しい。
ただ、この 0345670700 については、Googleの公式サポートページでも番号が案内されており、聞かれることは「営業時間」の確認のみで、クレジットカード情報や個人情報、金銭の要求は一切ありません。詐欺電話に多い「カードを準備してください」「料金未払いがあります」といった文言も出てきません。
電話の内容が純粋に「何時から何時まで営業していますか」というシンプルな確認だけであれば、経済的な被害が発生する可能性はゼロです。
かかってきたときの正しい対応方法
0345670700 からの電話を受けた場合、対応の選択肢はいくつかあります。
営業時間を答える
Googleマップに掲載されている自店舗の営業時間が最新の状態になっていないと感じているなら、電話で正しい情報を答えておくのが一番シンプルな方法です。電話で伝えた情報はGoogleマップに反映されるので、わざわざGoogleビジネスプロフィールにログインして更新する手間が省けます。
すでに更新済みなら断る
Googleマップの情報が最新の状態になっているなら、「自分で登録済みなので大丈夫です」と伝えれば、AIが会話を切り上げてくれます。
出なくてもとくに問題はない
もし電話に出られなかった場合や、疑わしくて出たくなかった場合でも、特段のペナルティがあるわけではありません。Googleマップへの掲載が消えるとか、検索順位が下がるといった話も根拠のないものです。
折り返しはしなくてよい
ただし注意点として、0345670700 への折り返しは必要ありません。Googleが店舗側からの折り返しを要求するようなことはなく、この番号に電話をかけ直しても有意義なやりとりができるわけではないので、折り返す必要はないと考えてよいでしょう。
Googleのこの取り組みについて思うこと
このGoogleのAI電話を知ったとき、率直に言って「よく考えたな」という印象を受けました。
日本全国に数百万件とも言われるGoogleマップの店舗登録情報の中で、どれだけの情報が実態と一致しているか。オーナーが積極的に情報管理しているケースは一部で、多くのお店はGoogleマップに情報が載っていることをほとんど意識せずに日々の営業を続けています。そういったお店に対して、Googleが自ら情報の鮮度を維持しようとする姿勢は、地図サービスとしての責任感があると感じます。
一方で、事前告知なしに突然AIの電話をかけてくる手法は、やはり受け手に不安を与えます。本物かどうかを即座に判断する方法が電話口ではわかりにくいというのは、改善の余地があるように思います。たとえばSMSで事前に「営業時間確認のため〇〇日頃に電話します」と送っておくだけで、受け手の戸惑いはかなり減るはずです。大企業が持つリソースを考えれば、そこまでやってもらいたいというのが本音です。
もっとも、全国の膨大な店舗に一つひとつ連絡を取ろうとすれば、ある程度自動化せざるを得ないのも事実。コスト面と利便性の折り合いをつけた結果がこのAI電話なのでしょう。利用者が正確な情報にアクセスできるというメリットを考えると、多少の不便さは許容範囲内かもしれません。
Googleビジネスプロフィールを自分で管理するメリット
0345670700 からの電話を受けて、そもそもGoogleマップに自分の店舗情報が登録されていることを初めて意識した、という方もいるかもしれません。
Googleビジネスプロフィール(business.google.com)に登録・ログインすることで、営業時間や住所、電話番号、写真などを自分で管理できます。オーナー自身が情報を最新の状態に保っておけば、Googleからの確認電話も減り、Googleマップ上の自店舗の情報もより充実した内容で表示されます。
検索エンジンやマップで自店舗の情報がより目立つようになるので、集客面でも好影響があります。まだ管理していない方は、これを機に設定しておくことをおすすめします。
まとめ
0345670700(03-4567-0700)からの電話について、重要なポイントを整理します。
- この番号はGoogleが公式に使用している番号で、詐欺やなりすましではない
- Googleマップに登録されている店舗の営業時間確認のためにかかってくる
- 電話の相手はAI(Googleアシスタント)による自動音声
- 個人情報や金銭を求めることはなく、被害が発生するような内容ではない
- 対応するもしないも自由で、折り返し電話は不要
- 電話口で正しい営業時間を答えるとGoogleマップに反映される
突然本物のGoogleから電話がかかってきて驚くのは当然ですが、詐欺や悪質な電話ではありません。落ち着いて内容を確認しながら対応していただければと思います。


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