知らない番号から電話がかかってきて、調べてみたらこの記事にたどり着いた、という方も多いと思います。0120914671(0120-914-671)は、複数の電話番号情報サイトで「悪質光回線業者」として登録されており、アイオーエム光カスタマーサービスなどと名乗り、全国から迷惑電話の報告が相次いでいる番号です。
この記事では、この番号からかかってくる電話の実態、具体的な手口、そして適切な対処法について詳しく解説していきます。
0120914671とはどんな番号か
まず基本的な情報から整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 0120-914-671(0120914671) |
| 番号種別 | フリーダイヤル(着信者課金) |
| 番号提供事業者 | KDDI |
| 登録名称 | 光回線業者:アイオーエム光カスタマーサービス? |
| 口コミ件数 | 26件以上(2026年6月時点) |
| 検索回数 | 1,400回超 |
フリーダイヤルというのは、かけた相手には通話料がかからないタイプの番号です。0120から始まる番号がこれにあたります。一見すると企業の正規の窓口番号のように見えますが、実際には無関係な業者がフリーダイヤルを取得して使っているケースも少なくありません。この0120914671がまさにそのパターンです。
どんな内容の電話がかかってくるのか
口コミ情報を確認すると、この番号からかかってくる電話の内容は大きく2つのパターンに分かれています。
パターン①:フレッツ光・光電話の基本料金が無料になるという話
最も多く報告されているのが、フレッツ光や光電話を使っている人に対して「基本料金が無料になります」「月々の料金を下げられます」などと持ちかけてくるものです。
口コミには、担当者が「光電話をお使いいただきありがとうございます。お使いの光電話の請求内容について代表者様に取り次いでいただきたい」と話してきたという証言があります。また「フレッツ光の基本料金が無料になります」と伝えてきたものの、メールで詳細を送るよう求めると断られ、あくまでリアルでのサインを要求してきたというケースも報告されています。光回線の会社がリアルでのサインにこだわる、というのは確かに不自然な話です。
パターン②:自動音声による個人情報の聞き出し
もうひとつのパターンは、自動音声を使って対応してくるものです。電気料金の診断という名目で個人情報を聞き出そうとする、という報告も確認できます。口コミサイトには「自動音声の詐欺迷惑電話」という簡潔な証言もありました。同じ番号から内容がバラバラという指摘もあり、架電ごとにトークスクリプトを使い分けている可能性があります。
「アイオーエム」という会社名が登場する
口コミの中に、アイオーエム(IOM?)という社名が複数回登場しています。アイオーエム光カスタマーサービスを名乗る女性から電話があり、光電話の請求内容について代表者への取り次ぎを求められたという具体的な証言もあります。
ただし、この会社名を名乗っているからといって実在する正規の会社であるとは限りません。電話口で名乗る会社名はいくらでも偽れます。実際、委託番号を教えてほしいと求めたところすぐに電話が切られた、という体験談もありますので、まともに取り合う必要はありません。
電話の特徴的なパターン:ガチャ切り
この番号に関する口コミを読んでいると、非常に目につくのがガチャ切りの多さです。相手が少し突っ込んだ質問をしたり、要件に応じない返答をすると、相手から一方的に電話を切られてしまうという報告が複数あります。
たとえば、
- 「光電話を使っていないと伝えたら、NTTからですか?と聞いたところ切られた」
- 「認可を得ている事業者というので、どの行政庁からどのような認可を受けているか聞いたらしどろもどろになってガチャ切りされた」
- 「代表者に取り次がないと伝えたらガチャ切りされた」
こういったケースが相次いでいます。正規の会社であれば、用件の説明もできないまま一方的に電話を切ることはまずありません。このガチャ切りの多さ自体が、相手がいかに後ろめたいことをしているかを示しているとも言えます。
NTTとの関係を匂わせるトーク
もうひとつ注意が必要なのが、NTTの名前をちらつかせるトークです。「NTTからです」と名乗ったり、「フレッツ光の」という枕詞をつけることで、あたかもNTTの関係会社であるかのような印象を与えようとするケースが報告されています。
しかし実態は違います。NTTは代理店や関係会社に対して、このような不審な勧誘電話を許可していません。NTTやフレッツ光に関する手続きが本当に必要な場合は、NTTの公式窓口から連絡が来るか、利用者側から公式サイトや116番(NTT東日本の場合)に問い合わせるのが正規の流れです。
電話口で「NTTです」「フレッツの件で」と言われたからといって、それが本物である保証はどこにもありません。
手口の全体像:なぜこういう電話をかけてくるのか
この種の電話が狙っているのは、大きく分けて2つです。
ひとつは光回線の契約切り替えです。NTTフレッツ光を利用している個人や法人に対して、自社の光回線サービス(いわゆる光コラボ)に乗り換えさせることを目的としています。光コラボとは、NTTの回線設備を借りて独自ブランドで提供するサービスのことで、それ自体が違法なわけではありません。ただし、事実と異なる説明で乗り換えさせたり、本人の同意なく契約を進めたりすれば、特定商取引法や電気通信事業法に抵触する可能性があります。
もうひとつは個人情報の取得です。名前、住所、使用している回線、世帯構成、家の大きさなど、さまざまな情報を聞き出して名簿として売買したり、別の勧誘に使ったりするケースがあります。一見すると無害に見える質問でも、答えていくうちに個人情報がどんどん集められていきます。
折り返し電話は絶対にしてはいけない
不在着信があって気になり折り返した、という方もいます。口コミには、着信があって折り返したらワンコールで向こうから切られた、という証言もありました。
折り返し電話をしてはいけない理由がいくつかあります。
まず、かけ直すことで相手に「この番号の人は電話をかけてきた」という情報が伝わります。つまり、有効な番号だと認識されて、今後さらに電話がかかってくるリスクが高まります。
また、フリーダイヤルとは逆に、特定の番号に電話をかけると通話料が発生したり、何らかの料金が発生する仕組みになっている場合もあります。知らない番号からの不在着信は、基本的に無視するのが一番安全です。
電話に出てしまった場合の対応
うっかり電話に出てしまった場合でも、慌てる必要はありません。落ち着いて対応することが大切です。
まず、個人情報は絶対に教えないことです。名前、住所、現在の回線業者、契約内容、家族構成など、いかなる情報も口にしてはいけません。フリーダイヤルにかけてきているということは、相手はこちらの電話番号はすでに知っています。それ以上の情報を渡す必要はありません。
次に、要件が不明確な場合は電話を切って構いません。「代表者に代わってほしい」「詳しいことは直接会って話したい」「3日後に担当者が訪問します」などと言ってくる場合は、完全に断って電話を切りましょう。
正規の企業であれば、電話口で名前や住所を聞き出したり、担当者の訪問を押しつけてくることはありません。
着信拒否の設定方法
今後かかってきても出ないようにするためには、着信拒否の設定が有効です。
iPhoneの場合は、着信履歴からこの番号をタップして一番下までスクロールすると「この発信者を着信拒否」という項目が出てきます。それをタップするだけで設定完了です。
Androidの場合はメーカーや機種によって操作が異なりますが、多くの場合は着信履歴からその番号を長押しするか、番号の詳細画面から着信拒否の設定ができます。
また、スマートフォンにはキャリアが提供している迷惑電話対策サービスもあります。NTTドコモの「迷惑電話ストップサービス」、auの「迷惑電話フィルター」、ソフトバンクの「迷惑電話ブロック」などを活用すると、既知の迷惑番号からの着信を自動的にブロックしてくれます。いずれも無料もしくは低コストで利用できるものが多いので、頻繁に迷惑電話がかかってくる方は設定しておくと安心です。
固定電話の場合は、ナンバーディスプレイを契約したうえで、電話機本体の着信拒否機能を活用するのが基本的な対策になります。最近の電話機には下記商品のように迷惑電話対策機能が内蔵されているものも増えています。
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消費者庁や国民生活センターへの相談窓口
もし電話の内容がしつこかったり、すでに何らかの被害が出ている場合は、以下の機関に相談することをおすすめします。
消費者庁の消費者ホットライン(局番なしの188)は、全国どこからでもかけられる相談窓口です。近くの消費生活センターや消費生活相談窓口に電話をつないでくれます。
国民生活センターでは、不審な電話や悪質な訪問販売、契約トラブルなどの相談を受け付けています。Webサイトからも情報確認ができます。
また、電話勧誘販売で強引に契約させられた場合は、クーリングオフが使える可能性があります。電話による勧誘で申し込みをした場合、書面を受け取った日から8日以内であれば無条件で解約できます。もしそのような状況に心当たりがある方は、すぐに消費生活センターに連絡することをおすすめします。
光コラボの勧誘電話が増えている背景
そもそもなぜこういった電話が増えているのでしょうか。その背景には、光コラボ市場の競争激化があります。
NTTが2015年に光コラボレーション事業を開始して以来、多数の通信事業者やケーブルテレビ会社、さらには全く通信業界と関係ない企業までが光コラボサービスを展開するようになりました。各社が契約数を増やすために代理店に委託して電話営業を行うケースが増え、その中に今回のような悪質な業者も混じるようになっています。
代理店は一件契約を取るごとにインセンティブをもらう仕組みが多いため、強引な手口を使ってでも契約を取ろうとするオペレーターが出てきます。利用者からすれば完全に迷惑な話ですが、こういった構造が続く限り悪質な電話勧誘はなかなかなくなりません。
まとめ
0120914671(0120-914-671)からの電話は、光回線勧誘業者によるものです。フレッツ光の基本料金が無料になるなどと持ちかけてきますが、信頼できる根拠はなく、個人情報を収集することや強引な契約を迫ることが主な目的かと思われます。
この番号から着信があっても出る必要はありません。不在着信があっても折り返さないことが大切です。もし誤って出てしまった場合も、個人情報は一切教えず、速やかに電話を切れば問題ありません。
着信拒否の設定をしておくと、今後同じ番号からかかってきても自動的にシャットアウトできます。少しでも不安な方はすぐに設定しておくことをおすすめします。
心当たりのある方や被害を受けた方は、消費者ホットライン(188)に相談してみてください。
この記事が、同じ番号で困っている方の参考になれば幸いです。

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