【日本郵便】配送先情報のご確認をお願いいたしますというタイトルで、日本郵便(ゆうパック)を名乗るメールが届いて不審に思った方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げると、このメールは日本郵便とは無関係の詐欺(フィッシング)メールです。絶対にリンクをクリックしないようにしてください。
この記事では、2026年6月に確認された最新の偽メールの手口と特徴、クリックしてしまった場合の対処法、そして正規の日本郵便との見分け方をくわしく解説します。
今回確認された詐欺メールの内容
実際に届いたメールは以下のとおりです。※URLには絶対に飛ばないでください。
平素より日本郵便をご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客様宛のお荷物につきまして、お届け先住所情報の確認が必要となっておりますため、現在配送を一時保留しております。
■ お荷物情報
お問い合わせ日:2026年6月3日
配送状況:配送手続き中
現在の状態:住所情報確認待ち■ ご確認事項
ご登録いただいているお届け先住所の一部に不備または不足が確認されたため、お荷物をお届けすることができませんでした。お手数をおかけいたしますが、下記より配送先情報をご確認のうえ、必要に応じて修正をお願いいたします。
▼ 配送先住所の確認・更新
【住所情報を確認する】
https://1shop-japost.top/y48V90住所情報の確認完了後、配送手続きを再開し、順次お届けいたします。
なお、一定期間内にご確認いただけない場合、お荷物は差出人様へ返送される場合がございますのでご了承ください。
ご不便をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本郵便
お客様サポートセンター
受付時間:24時間対応
━━━━━━━━━━━━━━━━━━© Japan Post Co., Ltd. All Rights Reserved.
- 件名:【日本郵便】配送先情報のご確認をお願いいたします
- 送信元アドレス:SabinaMotley@rwvtnsq.com
- 誘導先URL:https://1shop-japost.top/y48V90
- 受信日:2026年6月3日(水)
メール本文には「お届け先住所の一部に不備または不足が確認されたため、お荷物をお届けすることができませんでした」と書かれており、「住所情報を確認する」と書かれたリンクをクリックさせようとしています。
さらに「一定期間内にご確認いただけない場合、お荷物は差出人様へ返送される場合がございます」という文言で、焦らせて冷静な判断を奪おうとするのが典型的な手口です。
このメールが詐欺だとわかる3つの根拠
① 送信元メールアドレスが日本郵便と無関係
日本郵便の正規メールアドレスは「@japanpost.jp」のドメインを使用しています。今回のメールの送信元は「SabinaMotley@rwvtnsq.com」となっており、日本郵便とはまったく関係のないドメインです。
メールを受け取ったら、まず送信元アドレスのドメイン部分(@以降)を確認する習慣をつけると、こうした詐欺メールを見抜きやすくなります。
② リンク先のURLが公式サイトではない
日本郵便の公式サイトは「www.post.japanpost.jp」です。今回のリンク先は「1shop-japost.top」というまったく別のドメインになっています。
「japost」という文字列が含まれているため一見それらしく見えますが、本物の日本郵便のドメインとは異なります。このような紛らわしいドメインを使って信頼させようとするのがフィッシング詐欺の常套手段です。
③ 身に覚えのない荷物の不在通知
荷物を注文した覚えがない、あるいは届く予定のものがない状態でこのようなメールが来た場合は、ほぼ間違いなく詐欺メールです。日本郵便では荷物の不在や住所不備をメールで通知することはありますが、その場合は必ず追跡番号が明記されています。
今回のメールには具体的な追跡番号が記載されておらず、「お問い合わせ日:2026年6月3日」「配送状況:配送手続き中」といった曖昧な情報しか書かれていません。
リンクをクリックしてしまった場合の対処法
誤ってリンクをクリックしてしまった場合でも、個人情報や支払い情報を入力していなければ被害はほぼありません。ただし、念のため以下の対応をおすすめします。
入力していない場合
- すぐにブラウザを閉じる
- スマートフォンのセキュリティアプリでスキャンを実施する
- しばらくの間、不審なアプリのインストールや課金の請求がないか確認する
個人情報やクレジットカード番号を入力してしまった場合
- クレジットカード会社または銀行に速やかに連絡し、カードの利用停止を依頼する
- 入力したIDやパスワードが他のサービスと共通している場合はすべて変更する
- 警察庁の「#9110」または消費者ホットライン「188」に相談する
- フィッシング対策協議会(https://www.antiphishing.jp)に情報を報告する
正規の日本郵便メールとの見分け方まとめ
| 確認ポイント | 正規の日本郵便 | 詐欺メール |
|---|---|---|
| 送信元ドメイン | @japanpost.jp | 無関係のドメイン(例:@rwvtnsq.com) |
| リンク先URL | www.post.japanpost.jp | 似せた偽ドメイン(例:1shop-japost.top) |
| 追跡番号 | 必ず明記されている | 記載なし、または曖昧な情報のみ |
| 個人情報の要求 | メールで住所・カード番号は求めない | リンク先で入力を求める |
詐欺メールが届いた場合の報告先
詐欺メールを受け取り被害にあった場合は、以下の機関に情報提供することで被害の拡大防止につながります。
- フィッシング対策協議会:info@antiphishing.jp にメールを転送
- 迷惑メール相談センター:総務省が設置する相談窓口
- 日本郵便 公式サポート:0120-23-28-86(不審メールの報告)
また、Gmailやiphoneのメールアプリを使っている場合は「迷惑メールとして報告」をしておくと、同じアドレスからのメールが今後自動的にフィルタリングされます。
まとめ
「【日本郵便】配送先情報のご確認をお願いいたします」という件名のメールは、日本郵便を騙ったフィッシング詐欺メールです。
送信元が「@rwvtnsq.com」というまったく無関係のドメインであること、誘導先URLが「1shop-japost.top」という偽サイトであることから、詐欺であることは明白です。
不審なメールが届いた際は、リンクをクリックする前に必ず送信元アドレスとリンク先のURLを確認するようにしてください。荷物の状況を確認したい場合は、メールのリンクからではなく、日本郵便の公式サイト(www.post.japanpost.jp)に直接アクセスして追跡番号で調べるのが最も安全です。
よくある質問(FAQ)
Q. リンクをタップしただけで個人情報は漏れますか?
タップしただけで直ちに個人情報が漏れることは通常ありません。ただし、表示されたページで氏名・住所・クレジットカード番号などを入力してしまうと情報が盗まれる危険があります。何も入力しなかった場合でも、念のためセキュリティアプリでのスキャンをおすすめします。
Q. 日本郵便から本物の住所確認メールは来ますか?
日本郵便が配達に関するメールを送ることはありますが、その場合は必ず正規ドメイン(@japanpost.jp)からの送信で、具体的な追跡番号が記載されています。住所の入力やカード情報を求めることはありません。
Q. 1shop-japost.topというサイトは何ですか?
日本郵便とはまったく無関係の偽サイトです。「japost」という文字列で本物と見紛わせようとしていますが、公式ドメインは「japanpost.jp」です。絶対にアクセスしないようにしてください。
Q. 同じような詐欺メールを家族が受け取った場合はどうすればよいですか?
この記事のURLを共有するか、「送信元アドレスを確認すること」「リンクをクリックしないこと」「不安な場合は日本郵便に直接電話して確認すること」の3点を伝えるだけで十分です。高齢の家族は特に被害に遭いやすいため、早めに注意を促してあげてください。


コメント