スマートフォンやご自宅の固定電話に「0120992152(0120-992-152)」という見慣れない番号から着信が入り、驚いて検索している方が増えています。フリーダイヤルという発信元の性質上、企業からの営業電話だろうとは想像がつくものの、名乗る内容がバラバラで不安になるという声が目立ちます。実際に口コミ情報を確認したところ、この番号については「ニッセン」を名乗るセールスだったという報告が最も多く見られる一方、「タクシー通販」など意味不明な名称で登録されているケースもあり、混乱の原因になっています。今回はこの番号の正体、電話の内容、そして着信があった際にどう対応すればよいのかを、実際に寄せられた声をもとに整理してご紹介します。
0120992152(0120-992-152)の正体とは
この番号はフリーダイヤルとして提供されており、番号提供事業者はソフトバンクテレコムとなっています。番号検索サイトへの登録名は「タクシー通販」となっていますが、実際に着信を受けた方の口コミを見る限り、この登録名と実態には大きなズレがあるようです。
最も多い報告は、通販大手の「ニッセン」を名乗る、あるいはニッセンの新商品を紹介するセールス電話だったというものです。具体的には、ダイエット系のサプリメントや美容液、ルテインを含む機能性食品などの案内が中心となっています。過去にニッセンで買い物をした経験がある方に届いているケースが多く、購入履歴をもとにした営業活動である可能性が高いと見られます。
一方で「タクシー通販」という登録名についても、iPhoneの自動文字起こし機能でそう聞き取れたという報告があり、オペレーター側の発声や滑舌の問題で聞き取りにくく、実際の名乗り文句が正確に伝わっていない可能性も考えられます。フリーダイヤルの中間番号が近い他の番号帯でも同種の営業電話が確認されており、同じ発信システムから複数の番号を使い分けている可能性も否定できません。
着信パターンの特徴
口コミを時系列で追っていくと、この番号にはいくつかの明確な傾向があります。
- ワンギリ(ワン切り)が非常に多い:出る前に切れてしまい、折り返しても意味がないケースが大量に報告されています。
- 出ても無言で切られる:応答した途端に一方的に通話が終了する、留守電に切り替わった瞬間に切れるといった声が繰り返し見られます。
- 頻度が高い:週に1回どころか、毎日のようにかかってくるという報告も少なくありません。
電話に出るとどんな内容が流れるのか
ニッセンの新商品なのですが、お腹周りの脂肪が気になっていませんか。今なら特別にご案内できる商品がございまして…
実際に応答した方の証言を総合すると、上記のような切り出しから始まり、体脂肪対策のサプリメントや美容液、ルテイン配合の健康食品などを紹介する内容が中心です。中には1カ月無料で試せるという案内もあり、通信販売会社が既存顧客に対して行う、いわゆるアップセル営業に近い印象を受けます。
この電話には次のような特徴が見受けられます。
特徴1:出るまでかけ続けるような執拗さを感じたという声が複数あり、着信の間隔が短いことへの不満が目立ちます。
特徴2:留守番電話には要件を残さないケースが非常に多く、雑音だけが録音されて切れてしまう、あるいは「しばらく経ってからおかけ直しください」という定型アナウンスのみが流れるパターンも報告されています。
なぜ不安に感じる人が多いのか
この番号が単なる大手通販会社の営業電話であれば、本来は問題視されるべきものではありません。しかし実際には次のような理由から、不信感を持つ方が後を絶ちません。
①名乗る名称に一貫性がない
ある人には「ニッセン」、別の人には「タクシー通販?」、さらには「夢屋キャンペーン事務局」といった非通知発信時の自動音声が確認されているという報告もあり、同一番号から複数の名称が使われている状況は、一般的な企業の営業活動としては不自然に映ります。
②ワンギリと無言切りの多さ
本当に商品を案内したいのであれば、留守番電話にメッセージを残すのが自然です。しかし多くの証言で「留守電になると切れる」「無言で切られる」という現象が確認されており、単なる着信履歴を残すだけの意図があるのではと勘ぐる声も見られます。
③公式サイトでは電話問い合わせを受け付けていない
ニッセンの公式ヘルプページを確認すると、注文や問い合わせに関する電話窓口は明記されているものの、個人からの企画提案や取材については、個人情報保護の観点から電話での問い合わせは受け付けていないと案内されています。つまり、ニッセン側が能動的に個人へ営業電話をかける体制と、公式に案内されている問い合わせ窓口の位置づけには、微妙なずれがあることになります。
④過去の購入履歴との連動が疑われる
「2年前に子供の服を買ったから」「久しぶりに買い物をしたから」といった証言が複数あることから、通販会社の顧客データベースをもとにした営業リストが使われている可能性が高いと考えられます。この場合、詐欺行為とは異なりますが、個人情報がどこまで営業目的で利用されているのかという点は、消費者としてやはり気になるところです。
公式の注意喚起・窓口情報
ニッセンの正式な問い合わせ窓口は以下の通り公開されています。
- ご注文に関する窓口(固定電話・無料):0120-11-2000
- お届け・お支払いに関する窓口(固定電話・無料):0120-20-2000
営業時間は原則9時から21時までとなっており、これらの番号が公式に案内されている正規の連絡先です。0120 992 152という番号は、これらの公式窓口一覧には含まれていません。フリーダイヤルという形式そのものは正規の企業でも広く使われているため、この事実だけで詐欺と断定することはできませんが、少なくとも「公式に公開されている問い合わせ番号ではない」という点は押さえておくべきポイントです。
公式窓口と今回の番号の違い(比較表)
| 項目 | ニッセン公式窓口 | 0120992152 |
|---|---|---|
| 公式ページでの公開状況 | 公開されている | 公開されていない |
| 電話に出た際の対応 | 案内・受注対応 | 一方的な営業案内、無言切りの報告あり |
| 留守電の扱い | 要件を案内 | 要件を残さず切断される例が多い |
| 登録名称の一貫性 | 一貫している | 複数の名称が報告されている |
この番号からの着信があったときの対処法
- 知らない番号にはすぐに出ない。フリーダイヤルであっても営業目的の可能性が高いため、まずは折り返さずに様子を見ることをおすすめします。
- スマートフォンの着信拒否設定を行う。iPhoneの場合は「設定」→「電話」→「不明な発信者を消音」、あるいは着信履歴からその番号を選び「この発信者を着信拒否」を選択します。Androidの場合は電話アプリの通話履歴から該当番号を長押しし、「ブロック」または「迷惑電話として報告」を選ぶことで対応できます。
- 個人情報は絶対に伝えない。氏名・住所・家族構成・利用中のサービスなどを電話口で聞かれても答えないようにしましょう。
- 留守番電話を活用する。着信をすべて留守電に回す設定にしておけば、本当に用件がある相手だけがメッセージを残してくれます。
- ご高齢のご家族にも情報を共有する。特にサプリメントや健康食品を勧める営業は高齢者を対象にすることが多いため、離れて暮らす親御さんなどにもこうした番号の存在を伝えておくと安心です。
- しつこい場合や不審な点があれば消費生活センター(188)に相談する。局番なしの188にかけると、最寄りの消費生活センターにつながります。特定商取引法に基づく訪問販売・電話勧誘販売のルールに違反していると感じた場合や、クーリングオフの手続きについて知りたい場合も、まずはここに相談するのが確実です。
- 不安が大きい場合はセキュリティアプリの導入も検討する。迷惑電話番号のデータベースと連携した着信表示アプリを使えば、着信時点で警戒すべき番号かどうかをある程度判断できるようになります。
よくある質問(FAQ)
Q. 0120992152は詐欺の番号ですか?
A. 現時点で寄せられている口コミを見る限り、金銭を騙し取るような典型的な詐欺の手口というよりは、通販会社の既存顧客に対する営業電話である可能性が高いと考えられます。ただし、名乗る名称に一貫性がない点や、無言切り・ワンギリが多い点については、通常の営業電話としては不自然さが残ります。
Q. 折り返し電話をしても大丈夫ですか?
A. 用件が分からない状態での折り返しはおすすめできません。本当に重要な連絡であれば、相手側から留守番電話にメッセージを残すか、書面や公式サイトを通じて連絡が来るはずです。
Q. なぜ会員でもないのに電話がかかってくるのですか?
A. 過去に一度でも通販サイトで商品を購入したことがある場合、顧客リストに登録され、関連会社やグループ会社からの営業対象になっていることがあります。心当たりがない場合は、契約している通販サービスのマイページなどから連絡設定を見直すことも一つの方法です。
まとめ
0120-992-152(0120 992 152)は、多くの口コミから通販大手ニッセンに関連する営業電話とみられますが、番号検索サイト上の登録名は「タクシー通販」となっており、名乗りの内容にばらつきが見られる番号です。ワンギリや無言切りの報告が非常に多く、公式に公開されている問い合わせ窓口とも異なるため、着信があっても慌てて折り返す必要はありません。個人的な感覚としては、こうした番号は詐欺と決めつけるほどではないものの、企業としての電話対応の質としてはかなり雑な印象を受けます。少なくとも、出ずに着信拒否設定をしておく、ご家族にも情報を共有しておくという対応で、当面のわずらわしさは十分に防げるはずです。しつこさが続くようであれば、我慢せずに消費生活センター(188)へ相談することも検討してみてください。


コメント