積水ハウスの制震装置シーカスの効果は?評判、価格について

積水ハウス

積水ハウスの鉄骨住宅に使われているシーカスという制震装置があります。これを採用するかどうか迷われている方も多いかと思います。この記事ではシーカスについて徹底的に掘り下げて行きます。

我が家は積水ハウスの鉄骨住宅イズシリーズで建築しました。シーカスも実際に搭載していますので、どんな感じかもお伝えできればと思います。

積水ハウスの制震装置シーカスとは?

シーカス(SHEQAS)はSekisui House Earth-Quake Absorbed Systemの略です。

国土交通大臣に認定された積水ハウスオリジナルの制震装置でフレームにK型に組み込んだ「シーカスダンパー」が、地震エネルギーを熱エネルギーに変換して、揺れを吸収するシステムです。発生した熱を放散するシンプルな仕組みとなっています。積水ハウスの鉄骨住宅のベースである「ダイナミックフレーム・システム」にシーカスフレームを効率的に配置しているのが特徴です。

これによって地震時における住宅の変形量を2分の1以下に抑えてくれると同時に内外装の損傷を軽減してくれる効果が期待できます。震度7クラスの大地震や繰り返しの地震にも効果が期待できます。

2013年10月からは積水ハウスでは耐力壁とシーカスフレームが一体となったハイブリッドシーカスが新たに開発され当初は鉄骨住宅にこのハイブリッドシーカスの導入が開始されました。

ハイブリッドシーカスのメリットは耐力壁とシーカスフレームを並べて配置した場合と同じ性能を維持する他、大開口などより開放的で自由な間取りを設計することができるようになりました。

シーカス自体は東日本大震災前から導入されていたのですが、採用する方は4割程度しかいなかったようです。

東日本大震災や熊本地震を経てシーカス搭載率は一気に高まる

2011年の東日本大震災を境にシーカス搭載率が劇的に増え、2013年には一気に倍以上の86%の方が搭載したとのこと。

その後、2016年に熊本地震で古い木造家屋を中心に相当数の家屋が倒壊するなど大きな災害が発生したこともあってか2021年においては後述する通りシーカス搭載率96%にまで高まっています。

熊本地震では実際には昭和51年の新耐震基準以降に建てられた家でもかなり倒壊していたようです。

耐震等級3を取得していた家の倒壊は0だったとのことですが、サンプル数が少なかったというのもある可能性もあります。

想定外というのは常に起こる可能性があります。

シーカスはオプションではなく標準搭載。価格について

積水ハウスの鉄骨住宅で見積もりを依頼すると、最初からシーカスが入っています。これに関しては後で外すという選択もできます。その場合、プランにもよりますが30万円~60万円程度安くなるようです。

シーカスっていくらするんですか?と営業担当者に聞いたのですが60万円と言われたような記憶があります。

我が家は標準的な大きさの家ですが、これが例えば大きくなればなるほどシーカスの価格は跳ね上がります。

耐用年数100年相当の耐久性

耐久性に優れた特殊高減衰ゴムを使用しているため温度変化に左右されず、長期間に渡って安定した品質を確保することができます。

積水ハウスでも100年相当の耐久性をきちんと試験し確認しているとのことなので新築時に設置さえしてしまえば、ほとんどの場合、一生涯の安心を手に入れるのではないかと思います。

シーカス採用率(搭載率)は96%

2019年度には、なんと96%もの方がシーカスを採用しているとのことです。ちなみにエアキスは89%の方が採用。これはかなりな数字ですね。

個人的には制震装置シーカスが標準搭載されているというのも積水ハウスの鉄骨住宅で建てる大きなメリットの一つでもあると感じているので、我が家も採用しました。

4%の方は標準装備であるシーカスを外しているとのことですが、なしでも耐震等級3を確保しているため必要性を感じないと言う方もいらっしゃるようです。

今の時代はどこのメーカーも耐震性はある程度は確保していて、なんらかの重大な欠陥、施工不良等がない限り震度7でも倒壊することはほぼありません。

しかし熊本地震のように震度7が連続するような地震が自分の地域で起こることを考えたら制震装置を付けておけばより安心できる家となるのではないでしょうか?

これから必ず起こるとされている南海トラフや首都直下地震などへの対策としても良いかもしれません。

積水ハウスでシーカスを搭載するメリット

・地震に一層強い家になるため安心感を手に入れることができる

・大地震時のクロスや壁などの損傷をシーカスなしの場合と比較して軽減できる可能性がある

・100年の耐久性があるため半永久定期にメンテナンス不要

・何度も繰り返す地震にも強い

・免震と比較して100万円以上安い

・免震と比較して土地の成約を受けづらい

シーカスのデメリット

・費用が耐震工法と比較して数十万円分余計にかかる

・効果が本当にあるのかの体感ができない

・免震工法と比較すると効果は著しく劣る

我が家のシーカスの状況

我が家は積水ハウスの鉄骨住宅イズシリーズで建築しました。シーカスも実際に搭載していますので、どんな感じかもお伝えできればと思います。

積水ハウス制震措置シーカス我が家が建設中に撮ったシーカス。普段は壁の中に隠れているので今はもう見ることはできません。1階部分にのみ数箇所配置されました。地震の時にのみ仕事をしてくれます。ちなみに後から写真を見て気づいたのですが上記写真はブレースと一体となったハイブリッドシーカスではないようです。

ハイブリッドシーカスこちらは、おそらくハイブリッドシーカスのようです。

我が家のある地域で積水ハウスで建設後に来た最も大きな地震は震度は4だったと思います。

その時は2階の寝室で寝ていましたがいましたが揺れが軽減されているのかは正直体感できません。

木造住宅とは揺れの感覚は全然違って揺れている時の音はガチャガチャ大きいのだけど住宅自体が非常に強固に感じられ剛性感を感じるような気はします。最もこれはシーカスありなしには関係ないかもしれません。

以前住んでいた家は昭和56年の新耐震基準以前の家の時は5強でも倒れるかもと感じて外に慌てて飛び出したこともあります。

地震大国の日本ですが、今後大きな地震が来ないことを願うばかりです。

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