自宅の電話が鳴って、画面に表示された数字が「0120-988-138」。見慣れないフリーダイヤルからの着信に、出ようか迷った経験はありませんか。実はこの番号、ここ最近ネット上のクチコミサイトでも報告が相次いでいる番号のひとつです。今回は0120988138(0120-988-138)について、実際に寄せられている口コミ情報をもとに、発信元の実態や電話の内容、そして受けてしまったときの対処法まで、できるだけわかりやすく整理してみました。
0120988138の正体とは
0120-988-138(0120 988 138)はフリーダイヤル番号で、番号の形式自体はNTTコミュニケーションズなどが提供する一般的な0120番号と同じ構造をしています。ただし電話帳検索サイトを確認しても、この番号を公式に使用している企業名は登録されておらず、事業者情報は「未登録」の状態が続いているようです。
一方で、実際にこの番号から着信を受けた方の報告によると、「SME光電話クラブ」という名称を名乗って営業をかけてくるケースが確認されています。インターネット回線や電話回線の勧誘を扱う業者とみられますが、正式な会社名や所在地までは公開情報として出てきていません。この時点で、少なくとも「発信元をはっきり名乗らない営業電話」という共通点は見えてきます。
関連しそうな番号との違い
0120から始まる番号は本来、企業がお客様対応のために取得するフリーダイヤルです。銀行やカード会社、通販サイトのカスタマーセンターなど、正規の企業も数多く利用しています。ただし取得のハードル自体はそれほど高くないため、営業目的やコールセンター業務のためだけに0120番号を使うケースも珍しくありません。0120 988 138のように、事業者名がはっきりしないまま営業トークだけが展開される番号は、まさにこのグレーゾーンに位置していると言えそうです。
電話の内容はどんなものか
寄せられている口コミを整理すると、電話の内容にはいくつかの共通パターンが見られます。
「NTT東日本の契約内容更新につき、電話の基本料が無料になります。必要書類に記入していただく必要がありますので、この後お時間はありますか」
「基本料金が無料になりますので、係の者が伺ってもよろしいでしょうか」
いずれも「基本料が無料になる」という、聞いた瞬間に耳を引くフレーズが使われているのが特徴です。しかも「NTT東日本の契約更新」という、いかにも公式のような言葉を添えることで、警戒心を薄めようとしている印象を受けます。
電話の特徴を整理すると、次のような点が浮かび上がってきます。
- 事業所名を尋ねても答えないケースがある
- 基本料無料の理由を聞くと話をそらす、または電話を切る傾向がある
- 訪問して書類に記入させる流れに持ち込もうとする
個人的な感想を言わせてもらうと、こういう「基本料が無料になる」系のトークは、光回線業界ではかなり定番の営業手法だと感じています。実際にキャンペーンで一時的に料金が安くなるサービスは存在するものの、その多くは正規代理店が会社名を名乗った上で説明してきます。名乗らない、理由を聞くと切る、というのは営業としてはかなり不自然で、少なくとも誠実な対応とは言いにくいところです。
なぜ注意が必要なのか
0120988138からの電話に警戒したほうがよい理由を、いくつかの観点から整理してみます。
① 事業者名を明かさない不透明さ
正規の通信事業者や代理店であれば、社名を尋ねられて答えられないということは基本的にありません。何度尋ねても名乗らないという時点で、少なくとも堂々と営業できる立場ではないと考えるのが自然です。
② 「NTT東日本」の名前を使う手口
NTT東日本という大手企業の名前を出すことで、公式からの連絡だと誤解させようとする狙いがうかがえます。実際にNTT東日本が基本料の変更を電話一本で通知し、その場で訪問の約束を取り付けるという進め方は考えにくく、この時点で正規の連絡とは性質が異なると見るべきです。
③ 都合の悪い質問で電話を切る
「なぜ無料になるのか」という、ごく自然な疑問に答えられず電話を切ってしまう対応は、こちらに納得してもらうための材料を持っていない、あるいは深く追及されたくない事情がある可能性を感じさせます。
④ 訪問につなげようとする誘導
書類記入を理由に訪問の約束を取り付けようとする流れは、契約手続きの前段階として使われやすい手法です。訪問後にその場で契約を迫られるといった展開になることも考えられるため、電話の時点で判断材料が乏しいまま話を進めないことが大切です。
公的機関からの注意喚起
光回線やインターネット回線に関する営業電話をめぐっては、消費生活センターや総務省などが継続的に注意を呼びかけています。とくに「NTTを名乗る」「大手キャリアを名乗る」といった手口は、実際のNTTグループやキャリアとは無関係の代理店・業者が使うケースが多く、料金や契約内容について電話口だけで即断しないよう案内されています。少しでも不審に感じた場合は、電話を切ったあとに公式サイトや契約中の通信会社に直接確認する習慣をつけておくと安心です。
本物の通信事業者との違い
| 項目 | 正規の通信事業者・代理店 | 0120988138のようなケース |
|---|---|---|
| 会社名の開示 | 求めればすぐに答える | 何度聞いても答えない |
| 料金の説明 | 条件や適用期間を具体的に説明 | 「無料になる」とだけ強調 |
| 質問への対応 | 丁寧に回答する | 都合が悪いと話をそらす、切る |
| 訪問の進め方 | 日時を丁寧に調整 | すぐに訪問日程を決めさせようとする |
0120988138からの電話を受けたときの対処法
- 知らない番号にはすぐ出ない。留守番電話に切り替え、内容を確認してから折り返すかどうか判断するのがおすすめです。
- 着信拒否の設定をしておく。iPhoneの場合は「設定」→「電話」→「着信拒否設定した連絡先」から番号を追加できます。Androidの場合は電話アプリの履歴からその番号を長押しし、「ブロック」を選択すれば設定完了です。
- 個人情報や契約情報を絶対に伝えない。契約中の回線会社名や料金プラン、名前・住所などをその場で答えないようにしましょう。
- その場で契約や訪問の約束をしない。少しでも違和感があれば「検討します」と伝えていったん電話を切るのが安全です。
- 折り返しの電話はかけない。着信履歴が残っていても、こちらから発信すると相手に電話番号が有効であることを知らせてしまいます。
- 家族や高齢の親族にも情報を共有する。とくに一人暮らしの高齢者は、こうした電話をきっかけに契約トラブルへ発展しやすいため、事前に「基本料無料をうたう電話には注意」と伝えておくと安心です。
- 不安な場合は消費生活センターに相談する。局番なしの188(いやや!)に電話をかければ、最寄りの消費生活センターにつながり、具体的な対応についてアドバイスを受けられます。
よくある質問
Q. 0120988138にかけ直しても大丈夫ですか。
A. 発信元が不明な状態でのかけ直しはおすすめできません。相手に番号が使われていることを知られ、その後も繰り返し営業電話がかかってくる可能性があります。
Q. NTT東日本を名乗られたのですが、本当にNTTからの電話でしょうか。
A. 名乗っているだけでは真偽の判断はできません。気になる場合は、電話を切ったうえでNTT東日本の公式窓口に自分から問い合わせて確認するのが確実です。
Q. 光回線の基本料が無料になるキャンペーンは実際にあるのですか。
A. 正規のキャンペーンとして期間限定の割引や無料施策が行われることはあります。ただしその場合も、通常は会社名や適用条件が明確に案内されます。名乗らない、条件を説明しないという対応は正規のキャンペーン案内としては不自然といえます。
まとめ
0120-988-138(0120 988 138)は、NTT東日本の契約更新を装いながら基本料無料をうたう営業電話として、複数の口コミが寄せられている番号です。ポイントを整理すると次のようになります。
| チェックポイント | 内容 |
|---|---|
| 発信元 | 「SME光電話クラブ」を名乗るケースあり。事業者情報は未登録 |
| トーク内容 | NTT東日本の契約更新を装い、基本料が無料になると案内 |
| 不審な点 | 会社名を明かさない、理由を聞くと電話を切る |
| 対処法 | 個人情報を伝えない、着信拒否設定、188への相談 |
電話一本で「基本料が無料になる」と言われても、その場で即決する必要はまったくありません。少しでも違和感を覚えたら、いったん電話を切って自分で確認する。この一手間が、契約トラブルを防ぐ一番の近道になります。とくにご高齢のご家族がいるご家庭では、こうした電話の手口をあらかじめ共有しておくことをおすすめします。


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